自立支援医療制度で1割負担に。利用者の私が申請方法を解説

公的支援

突然ですが、自立支援医療制度という制度はご存知ですか?

私は主治医に勧められて初めて知ったんですけど、なんと医療費や薬代が原則1割負担になる制度なんですね。

要するに、医療費や薬代を1/3にすることができるとってもお得な制度なんです。

この記事では、実際に自立支援医療制度を使っている私がこの制度の申請の方法を解説していきます。

自立支援医療制度について

対象者

精神疾患で通院治療を受けている人や身体障害者の人。

自己負担額

原則1割負担ですが、世帯の所得に応じて月額上限あり。

対象となる医療(精神通院医療の場合)

  • 精神科・心療内科での診察
  • 薬代(処方薬)
  • 精神科デイケア
  • 訪問看護など

申請方法

住民票のある市区町村の役所の窓口などで申請します。
※私の住んでいる市では、保健所の窓口で申請しました。

提出書類は以下です。

  • 自立支援医療の申請書
  • 医師の診断書(専用の様式)
  • 健康保険証の写し
  • 世帯の収入状況を証明する書類(課税証明書など)

注意点としては、診断書は自立支援医療専用の様式になるので、それを窓口でもらっておいた方がよいです。
※病院独自の様式の診断書では申請できません。

なので、順番としては、申請用紙と診断書の用紙をもらうために窓口へ行って、その次に病院で診断書を書いてもらって、最後にまた窓口に行って提出書類を出すという感じです。

窓口でこれらの書類を提出すると、仮の受給者証がもらえます。

受給者証が届くまで2~3か月かかるので、それまでは仮の受給者証を使います。

まずは医師の診断書が必要

ちょっとハードル高めかもしれませんが、自立支援医療制度の申請には医師の診断書が必要です。

逆に言えば、診断書さえ書いてもらえれば申請の書類は殆ど揃ったようなものです。

私の場合、今通っている心療内科の初診のときに自立支援医療制度の話があって、すぐに診断書を書いてもらえました。

診断書については病院や医師によっては中々書いてもらえないこともあるようですが、障害者手帳の診断書ほどハードルは高くないので、ダメ元で主治医にお願いしてみてもいいかもしれません。

申請するとすぐに自立支援医療制度が使えるようになる

申請すると窓口で仮の受給者証をもらえるので、その日から自立支援医療制度を利用できるようになります。

受給者証は2~3か月後に届きますみたいなことを言われますが、私の場合だと1ヵ月くらいできました。

私の場合、自立支援医療制度のおかげで月の通院費と薬代合わせて2000円までかかっていないです。

鬱などで休職中だったり離職中だったりして収入が少ないときには、この制度は本当に助かります。

是非、申請してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました